判断構造モデル(DEM)

業務改革を正しく導く「判断の分類と進化」

 なぜ判断を分類する必要があるのか?

業務改革の現場では、

 

✔ ルール化できるものは自動化すべき

✔ AIで判断させれば効率化できる

✔ 属人性は排除すべき

 

と語られますが、全ての判断が同じ性質を持つわけではありません。

 

業務の中には 「再現性を高めるべき判断」 がある一方、

 

✔ 裁量を残すべき判断

✔ 創造性として守るべき判断

 

が存在します。

▶ DEMは、どの判断を進化させるか、守るかを決めるモデルです

 判断を分類せずに一律に扱うと何が起こるか

 

▶ NG① 非効率の温存 

 

自動化すべき判断が属人化したまま

 

 

▶ NG② 柔軟性の喪失 

 

裁量判断がルールで縛られる

 

 

▶ NG③ 競争力の低下 

 

創造的判断が固定される

 


DEMは「効率化対象の選定」ではありません、業務改革の方向性を誤らないための羅針盤です

 DEMの全体像:4象限モデル

DEMは、判断を2つの軸で4つの領域に分類します

 

横軸:環境変動性 (低 ⇔ 高)

縦軸:価値創出源泉 (効率 ⇔ 創造)

 

▼ 各象限の説明 ▼

半構造化領域(低変動 × 創造)

 

例:価格戦略、事業方針

▶ 判断支援(AI分析・ログ化)

イノベーション領域(高変動 × 創造)

 

例:新規事業開発

▶ 保護すべき領域(ルール化しない)


標準化領域(低変動 × 効率)

 

例:経費承認、在庫補充

▶ ルール化・自動化すべき領域

適応運用領域(高変動 × 効率)

 

例:トラブル対応、クレーム処理

▶ ケース蓄積・テンプレ化


 DEMの全体像:「詰まり」の立体構造

実務においては、現場でどれだけ 「判断の詰まり」が発生しているかが重要です。

 

DEMでは、第3の軸として 「詰まり」 を高さとする立体モデルで

 

どこに改善介入の優先順位を可視化することができます。

▼ 「詰まり」を高さとする立体モデル ▼

▶ 判断の「詰まり(滞留)」が本質です

 まとめ

業務改革=自動化 ではありません。

 

業務改革=判断構造の設計 です。

▶ DEMで、「進化させる判断」と「守る判断」を明確にしましょう。

▶JOAについて確認したい


▶JOAのファンクションレイヤーについて知りたい